調査を依頼する際に最初にインターネットやチラシなどの広告を見ることでしょう。調査や探偵などネガティブなイメージがあるので口コミなどあまり期待できません。そのため一般的な広告などを見てどこに訪問して相談するかを決める事になります。広告や宣伝を見る際はいくつかチェックする事をおすすめします。

①誇大広告ではないか

「調査成功率100%」「必ず成功します」などの文句を大々的に掲載している広告には要注意です。調査に置いて成功は契約内容によって異なります。そのため事業者の成功と依頼者の成功の定義は異なる場合もあります。調査においてどれだけきちんとした調査をしても期間内に確たる証拠が見つけられない場合もある。こうした点を無視して調査能力の高さを誇示するのは誇大広告の疑いがあります。「100%」「必ず」といった単語を並べているところは避けておいた方がいいでしょう。

②格安の価格をうたう業者

各社ごとに調査に価格費用は目的や手法によって様々です。よって各社ごとに基準が定められておりどこでも一律というわけではありません。そのため他社と比べて格安の料金体系をうたう業者もいます。もちろん「標準的な料金相場」というものは存在します。相場よりも安い業者は人件費を節約している可能性もあります。その場合調査能力が低い可能性も・・・。もしくは広告に載せていないオプションや追加料金が高額もあります。あまりにも安い調査会社への依頼は注意が必要です。

③明確な所在地や連絡先

調査会社を個人で営業している事業者の場合、事務所を構えず自宅で開業している事もあります。そういった事業者が広告を掲載する場合、連絡先の電話番号に「転送電話」「電話代行サービス」などを使っている場合があります。必ずしもそういったサービスを使っている業者が悪いわけではないですが調査中に連絡をとりたい、報告後にトラブルが発生した時などに所在が不明な場合だと都合が悪いこともあります。できれば事務所を構えた事業者を選びたいところです。

④業界団体に所属してるか

調査業界には業務の適正・適法化を目指した施策をいくつも実施している業界団体があります。業界全体において調査の明瞭化・透明化を進めると同時に社会貢献を目的としています。チラシやホームページなどの広告で対象の事業者がこうした業界団体に加盟しているか確認しておきましょう。業界団体に加盟している事業者であれば万が一トラブルが起こった時にも団体が別業者を紹介、調停などのサポートをしてくれます。業界団体に加盟しているかは一つの基準になります。