男の浮気

浮気相手を妊娠させた!

旦那は浮気をするかもしれないと思っておく

妻としては、自分の旦那だけは浮気をするようなことはないと信じたいところですが、既婚男性の実に7割が浮気をしたことがあると答えていることからも分かるように、我が夫だけは大丈夫と言ってはいられません。

浮気をしていることが分かれば、それだけでもショックですし、裏切られたという気持ちから冷静ではいられません。離婚を考えることもあるでしょうし、浮気をしていることが分かった当座は、しばらくはまともにものが考えられない状態に陥ると考えられます。

そのため、男というのは浮気をする生き物であり、我が夫とて例外ではないと考えておくことで、もし浮気をしていることが発覚したら、多少なりとも落ち着いて考えられるようになるのではないでしょうか。

ダブルショックもあり得る

浮気をしていただけでもショックは大きいのに、そのうえ、浮気相手を妊娠させてしまったと言われた日には、それこそ逆上してもおかしくないでしょう。浮気だけなら、もしかしたらあり得るかもしれないと心構えを持っていたとしても、妊娠させたとなると、そこまで考えていなかったということで、冷静さもどこへやら、旦那にありったけの罵詈雑言を浴びせ、強気な女性なら殴りかかってもおかしくありません。浮気相手が妊娠しようと知ったことではないという気持ちになるでしょうが、実際にはそういうわけにはいかないのです。それというのも、もし妊娠が本当だとしても、浮気の結果の妊娠は妻としては認められないから、中絶を要求するということが、法律上許されていないからです。妻の立場としては浮気相手にも責任があるということで、産まないという選択肢をとってもらいたいところですが、そうはいかないことから、旦那のとった軽率な行為が妻にまで影響を及ぼしてくるのです。

まずは事実関係の確認を

旦那から、浮気相手を妊娠させてしまったと告げられたら、旦那に逆上するのはもちろん、浮気相手に対しても乗り込んでいって怒りをぶちまけようとする妻もいるでしょう。けれど、まずはいったん冷静になる必要があります。もし、旦那が「浮気相手から妊娠したと言われた」と言っているとしたら、旦那は妊娠の事実を確かめず、浮気相手の言葉だけを信じて狼狽している可能性があります。そのため、浮気相手のことを教えるのを渋ったとしても、徹底的に問い詰めて白状させ、妻が主導権を握って浮気相手と対決することが重要です。

事実確認をしないことには、もしかしたら浮気のつもりが本気になり、自分と結婚して欲しいばかりに離婚させようと、嘘をついている可能性もあるからです。

妊娠検査薬やエコー写真など、妊娠していることを証明するものはいくつかありますが、実際に医療機関を受診し、間違いなくその女性の診断結果であることを証明するものなのかを確認することも、偽造をさせないために大事なポイントです。

妊娠が事実だと分かったら

浮気をする女性というのは、複数の男性と付き合っている可能性が高いという特徴があります。したがって、仮に医療機関における診断結果が妊娠していると出ても、まだ旦那が妊娠させたと断定することはできません。他に付き合っている男がいるかもしれないからです。ただ、本人に問いただしても、容易に口を割るとは思えません。旦那の子供かどうかを確かめるには、DNA鑑定をする以上に確実な方法は今のところなく、非常に高い費用が掛かります。

また、DNA鑑定をするということ自体、そうそうあることではないため、そう簡単にできるものではないことも障害となってきます。当人に何とか真実を語らせることができれば、もしかすると旦那の子供とは言い切れない可能性も出てきます。けれど、その場合も旦那の子である可能性を100%否定できるわけではないので、非常に決断が難しいところです。他の男性との交際が疑われる女性であれば、探偵社に頼んで旦那と同時期に付き合っていた男性が他にいないかどうか調べるという手段を試してみるという方法もあります。

やはり旦那の子だと分かったら

他に付き合っている男はおらず、浮気相手は旦那だけということであれば、ほぼ間違いなく旦那が妊娠させたということになります。こうなったら、もう旦那も交えて妻と浮気相手が顔を突き合わせ、今後どうするかを話し合いで決めるほかありません。

子供を産むか産まないかの選択は浮気相手の女性の権利ですので、もし産むとなれば、旦那は自分の子として認知せざるを得ません。そうなった場合、妻としては夫とこのまま婚姻関係を続けるのか、それとも離婚をするのかというどちらかの選択をすることになります。

婚姻関係を維持したままで浮気相手が子供を産めば、その養育費は旦那が払うことになり、妻との生活で必要な家計に重い負担としてのしかかります。子供がいる以上、父と子の関係はなくなりませんので、浮気相手との縁を切ることも難しくなり、妻としての人生が大きな帰路に立たされることになるのは確実です。

まとめ


結論としては、旦那と別れ、旦那と浮気相手から慰謝料を請求し、旦那からは財産その他も要求して別れるか、よそに子供がいることを認めて夫婦関係を続けるかの二者択一と言えます。どちらにしてもつらいことに変わりはありませんが、くれぐれも浮気の兆候を見逃さないようにするしか、対処の方法はなさそうです。

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