浮気調査調査費用

探偵会社の時間型プランは上手に使おう

探偵の料金プランには一律の決まりはありません。各社独自に決定していますが、その中で時間型というのは、調査員の人件費と調査にかかった時間とを掛け合わせて基本的な費用を算出する方法です。人件費型とも言えますが、このプランにはどんなメリットがあり、どんな調査に向いているのでしょうか。ここで詳しく解説します。

費用を算出しやすい料金プラン

時間型の良いところは、1時間当たりの調査員1人分の金額と、調査にかける時間とを掛け合わせるため、とてもシンプルで分かりやすいことです。ここに交通費など経費の実費がプラスされたものが請求金額になりますので、計算式は以下のようになります。

調査員1名1時間の単価×調査時間×調査員の人数+諸経費例えば、1時間6,000円の調査員が10時間、1人で調査すれば基本料金は6万円です。2人で調査すれば12万円です。それに電車賃などがかかればそれもプラスされます。人数や調査方法を依頼時にしっかり決めておくことで、予算に合わせてオーダーメイド的に調査プランを組むことが可能です。

時間型プランのメリット

時間型プランのメリットは、計算しやすく計画しやすいという特徴のほかに、1時間単位で調査を請け負っている探偵社もあるという点です。先の例で言えば、1人の人に1時間だけ調査してもらうだけなら、費用は6,000円で済むことになります。人件費の単価にもよりますし、最短時間の制限が設けてある場合もありますが、ポイントを絞ればミニマムの費用で効果を上げることもできるでしょう。ピンポイントで調査を頼みたいなら、費用の無駄をなくすことができます。

時間型が向いている調査とは

時間型が向いているのは、とにかく短時間で済ませられる簡易的な調査です。時間がかかり、人員を多数必要とする場合は、積み上げになってしまうのでかえって高額になってしまう場合もあるので向きません。
結果が出るまで長期間に亘って調査が引き延ばされる懸念があるなら、別のプランを考えたほうが良いでしょう。調べることが分かっていて、すでにポイントが絞られている場合にはとても有効です。

時間型プランを選ぶ時に事前に確認することは

時間型で契約する際は、最初に総額でどらくらいになるか確認しておくことが大切です。単価で計算すると安く見えても、先の見通しがきかないと成果が出ないまま費用が青天井になってしまう可能性もあります。
事前に調査内容と調査時間や日数、調査員の数を決定して、そこからオーバーしないように契約書に盛り込んでおけば安心です。また、他のプランの用意もあるようなら、どのプランが最適かきちんと見積もりを取って比較することも大事でしょう。

例えば探偵への依頼の中で最も多い浮気調査などは、通常は調査員2~3名で行うことが多いです。1人では対象者の動きを片時も離れずに観察するのは限界がありますし、尾行をするにも成功率が下がってしまうことは避けられません。大切なのはきちんと結果を出すことですから、目的を忘れないようにしましょう。

複数の探偵社から見積もりを取る方法も

探偵社に相談するだけでもなかなか勇気が必要ですが、費用対効果を考えるなら、複数の探偵社から見積もりを取るのも良い方法です。同じく時間型であっても、探偵社によっては金額や内容が異なる場合もありますし、同じ内容でも受けられるところもあれば難しいというところもあります。また、調査員の人数が妥当なのかどうかについても、複数社の見解を聞けばおおよその見当はつくでしょう。調査員のスキルにもよるので一概に言えませんが、検討数が多ければ多いほど納得の行く契約ができるはずです。

費用相場はどれくらいなのか

探偵社への依頼で最も多いのが素行調査、浮気調査です。素行調査は範囲が広く、場合によっては長期間に及ぶケースも多いため、時間型で契約すると総額が高くなってしまう場合もあるようです。ただ、例えば浮気の証拠を揃えるのに、日付も場所も特定されているようなケースなら、時間型のほうが確実に安上がりでしょう。長期間大人数で調査を行えば70万~100万円以上の費用がかかる場合もありますが、内容を絞れば10万~20万円程度でも十分可能な場合もあります。素行調査にはパック型プランが用意されていることが多いですが、選ぶ前に、一度内容ごとプランから検討したほうが良いでしょう。

まとめ


探偵社の時間型プランは、調査員1人当たりの1時間の人件費に、調査時間と人数とを掛け合わせたものが基本料金になります。これに交通費などの諸経費の実費がプラスされますが、算出方法がシンプルで分かりやすいのがメリットでしょう。探偵社によって最低時間の制限がある場合もありますが、調査内容が絞られていて短時間で終了できる見通しなら、一番安く調査を行える可能性が高いでしょう。逆に、長期に亘って人数を必要とする調査の場合は、パック型プランのほうが安上がりなケースもあります。内容によって上手く使い分けましょう。

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