長い間夫婦生活を経験した夫婦の間でも、その関係が、片方の浮気により壊れてしまう場合があります。子どもがいないのであれば離婚するのも案外簡単ですが、子どもがいる場合には慎重に考えなければなりません。なぜならば協議離婚をする場合には、残される子どもたちの幸せを一番先に考えてあげなければならないからです。
たとえば、夫の浮気を理由に離婚する場合は、法的に有効な証拠を集める必要があります。
浮気の証拠を集めるお仕事は探偵社にまかされています。一方、浮気の相手への慰謝料の請求や、子どもの親権をどちらが取るのかなどは、法律に関わる問題ですから、弁護士のお仕事ということになります。つまり探偵社に任されている仕事と弁護士に任されている仕事は分かれているということです。ですから夫の浮気が原因で離婚調停を進める場合には、弁護士に依頼するのか、または探偵社に依頼するのか迷ってしまうことがあります。離婚をするために確たる証拠が必要な場合には、やはり、探偵社に依頼して浮気の証拠を集める必要があります。弁護士が探偵事務所を兼業しているところもありますから、そちらを使うことも賢い選択になります。
子どもへの精神的フォローも重要視する探偵事務所
人が何故浮気をするのかという問題に関して、様々な意見があります。浮気はDNAに内包されたものであり人間として自然な行為であるとか、浮気は男の甲斐等と寛容的な受け止め方をされる時代は過去の物です。
今日では不貞行為が発覚すれば、離婚・慰謝料請求等の現実的な話に発展することも一般的になっています。少なくとも日本では不貞行為は法律に明記されていますが、養うべき子どもの親権・教育費の問題も重要です。特に思春期等に差しかかった子どもにとって、精神的なトラブルも予想されます。
確かに速やかに問題を解決するために、探偵事務所に仕事を依頼することはあるかも知れません。また集めた証拠を弁護士とともに離婚調停に出席して、結果的に勝訴判決を手にすることもできるかも知れません。とは言え子どもの気持ちを考えると、離婚が果たして正しい解決に至ったのかというのは難しいところでしょう。カウンセリング制度のある探偵事務所なら、精神的なサポートも望めますから裁判に至る前に利用してみましょう。
まずはメールや電話での相談をオススメします
探偵社の情報を集める際に、公式ページで気になるところを見つけても、実際に相談をしてみると、スタッフの対応が悪く、別のところを探す方もいます。安心して浮気調査を進めてもらえるように、丁寧に対応してくれる探偵社を見つけることも大事なポイントです。直接、探偵事務所に足を運んで、相談をするのに抵抗を感じる方も多いため、まずは電話やメールで相談をすることで、落ち着いて話を進めていけます。電話とメールの対応が雑だったり、マニュアル通りで一人にあまり時間をかけて対応してくれないと感じた場合、別のところに相談することで違いが分かります。実際に相談をすることで、探偵事務所の雰囲気も感じ取りやすくなりますし、緊張する依頼者に対して、落ち着いて話せるようにリラックスさせてくれるところもあります。浮気調査を進めるだけでは、問題解決とならないため、証拠を持って、弁護士に相談をしながら、慰謝料の請求を進めるなど、次のステップへと進めることにも注目です。弁護士が運営する探偵社なら、調査だけではなく、離婚や慰謝料請求の相談もでき、問題解決のために行動を起こしやすくなります。
離婚までは考えていないという人にも向いている探偵社
弁護士が代表を務める探偵社というと、聞いたことがないという人がほとんどでしょう。まだできて間がないためですが、今後は需要に応じて供給が増えていくと予想されます。弁護士がいる探偵社を利用する一番のメリットは、浮気調査をしてもらいながら慰謝料請求および、離婚訴訟までを含めて相談できることです。探偵社に頼んで証拠は掴んでもらったけれど、この証拠をどのように活かすべきかがわからないとなると、どうしても法律家に頼らざるを得ません。
最新の探偵社は弁護士が代表を務めているため、法律によるアドバイスが可能なことから、スムーズに浮気されたことへの正当な報復措置が取れるわけです。離婚までは考えていないという妻でも、相手女性からは慰謝料を取りたいと考えることが多いでしょう。
その場合の法的な手続きをどのようにするのかを浮気調査とともに知ることができれば、より早く対処できます。相手女性からは慰謝料を取り、夫に対しては反省を促すことができればそれでよしという人にも、新しいタイプの探偵社は向いているといえます。
